医療従事者のためのわかりやすい公費負担の知識レビュー!

仕事
ごみち
ごみち

こんにちは!2年目薬局薬剤師のごみちです!

突然ですが、読者のみなさまの中に『公費負担、なんだかよくわからないな』って方はいませんか?

私は2年目薬局薬剤師ですが、いまだに沢山ある公費がよくわかってないです

門前が総合病院なのでそれなりに沢山の公費負担を見てきていますが、それでもやっぱりよくわからない!となることが多々あります。

なので、公費負担に関する本を一冊購入して自分でも勉強してみましたのでレビューしていこうと思います!

こんな人におすすめです!
  • 公費負担について、わかりやすく知りたいひと
  • 手元に見やすい資料を持っておきたいひと
  • 公費負担に関する本がなんとなく欲しいひと

目次

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購入した本

今回購入した本はこちら、『医療従事者のためのわかりやすい公費負担の知識』です。

楽天ブックス
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おすすめ度
4.0

この本、同期の医療事務の子がオススメしていたので購入しました。

実際にレセプト入力しているひとが「わかりやすい!」と言っているので間違いないだろうと思って購入しましたが、だいぶわかりやすかったです。

公費とは

そもそも公費とはなんだ?となる方もいると思います。公費は、『公費負担医療制度によって国や地方公共団体から拠出される医療費』のことを指します。

公費負担医療制度については以下の通りです。

医療保険制度には、社会保険における医療保険のほかに、公的扶助・社会福祉・公衆衛生等における公費負担医療制度があります。

この制度は、個々の法律に基づき、特定の人々を対象として国または地方公共団体が医療給付を行うものです。

社会保険診療報酬支払基金 ホームページより

よく見る公費は乳幼児医療費助成制度や生活保護ではないでしょうか。

この2つの公費は特によく見るものだと思います。

このほかにも沢山の公費があり、仕事をしているとどの公費が優先的に使われてこの処方箋は公費外で。。。などと色々と混乱することがあります。

公費を複数持っている方や、指定難病や公害などの公費も対象がどの薬剤で今回の処方はどうなのか、など毎日「調べないと、今日の鑑査大丈夫だったかな」などと不安になることが多いです。

本の紹介

この本を買ったのは、職場の同期の医療事務さんがオススメしてくれたからです。

ごみち
ごみち

公費の本、なにかおすすめあるかな?

最近指定難病とかの公費が良く出る店舗に行くことが増えて、ちょっと勉強したいんだよね。

同期の事務さん
同期の事務さん

なら、この本がおすすめだよ!わかりやすくて良いよ~

おすすめされたのがこの本「医療従事者のためのわかりやすい公費負担の知識」です。

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大きさは愛用しているボールペンより大きいくらい。ちょっと分厚いですが、持ち歩きには便利なサイズ感です。

↓ちなみに愛用しているのはこのボールペンです。

名入れ出来て書きやすくて大好き、3本くらい持ってます。

ここがオススメ!

実際に購入して読んでみて、おすすめポイントが複数あったので紹介したいと思います!

わかりやすい!

この本ですが、本のタイトルにもある通りわかりやすいです。

フルカラーでイラストが多く使用されているので、視覚的に印象に残りやすいのはとてもありがたいです。

また、本の最初の方で医療保険制度の説明もしてくれているので「そもそも保険医療って、通常だとどんな風に申請しているのだろうか?」といったところも解決してくれます。

どのページにもイラストが多くあるので、難しい内容でも投げ出さずに読むことが出来ます

ごみち
ごみち

イラストが多いと、イメージがわきやすくて記憶にも残りやすい!

医療保険制度を利用した方法での請求も、文字だけだとわかりにくい内容ですがイラストになっているだけでずいぶんと理解しやすくなっているのではないかと思います。

便利なキーワードのまとめや計算方法が載っている

この本、各チャプターの終わりに実践できる計算やキーワードをまとめてくれているので実際に管理表を書くときはどんな風に記入するのか・公費医療制度での必要な単語はどんなものなのかがまとまっているのはとても便利だと思いました。

実際に仕事で調剤録の鑑査をする際に、管理表も記載がちゃんとされているか等見るので記載例があるのは本当にありがたいです。

(管理表、紙での管理面倒だから電子にならないかな~とひそかに思っています)

事例集が載っている

実際に公費が来た時に、「この患者さん、公費を2個持っててどっちを使うの!?」みたいな場面が出てくることがあります。

そんな時に遭遇しても、事例集があるので「どの公費を優先するか」が分か慌てずに対応することが出来ると思います。

私も実際に、生活保護と別の公費を持っている患者さんが来局された際に「どっちを優先するんだっけ!?」と焦りましたがちょうどこの本を読んでいたので対応することが出来ました。

ごみち
ごみち

事例集には今後も助けられるような気がします。。。

まとめ

いかがでしょうか、公費負担についてまず手始めに勉強したいと思っているなら今回紹介した本が分かりやすくておすすめです!

イラストも多くてわかりやすく、事例集があるので仕事をしているときもすぐに対応することが出来ると思います。

色々な公費が来ないから大丈夫、と思っている方も「応援先に公費が多く来る」「初めて来る公費の対応がわからない」といった事態にならずに済むので興味があるならぜひ購入して頂きたいです!

今回の記事が少しでもみなさまの役に立てば幸いです!

2021.11.20 ごみち

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