こんにちは!薬局薬剤師のごみちです。
私の勤めている薬局は、小児の患者さんが多く来局されるのですがたまに出る抗菌剤などで時折「ん?この用量あってるっけ?」と思うことがあります。
見やすくて、使いやすい小児量の本が欲しい。。。
そんな私が出会った、今現在イチオシしている本の紹介をさせて頂きます!
ぜひ最後まで見て頂けると嬉しいです!
目次
選んだ本・なぜ買ったのか
職場にも小児用量の本が置いてあるのですが、その本が私にとっては使いにくかったのでより見やすく・わかりやすそうな本を探していました。
職場にある本はこちらです↓
職場にある本は、先輩方の知識が都度書き込まれていてとてもよかったのですがどうしても私にとっては使いにくくて少し困っていました。
そんな中、ちょうど本屋さんに専門書を見に行くことがあって今回購入した本と出合いました。
最近小児用量の本が欲しくて、なんかいいのないかな?
私はこの本見やすかったよ、おすすめ!
仲良しのペンちゃんにオススメされたのが、購入したこの本です
見やすい!これいいね!!
おすすめポイント
オススメ度は☆4つです!
サイズ感は、縦幅が愛用している『JETSTREAM 多色4+シャープペン』と同じくらいの大きさです(わかりにくい)
普段使っているボールペンと同じくらいの大きさで、白衣のポケットの中にも入れやすい大きさだと思います。
以下にオススメポイントをお伝えしていきます。
力価計算がしやすい
内服薬はほぼすべてが、『/kg、分〇』で記載されているので一日量として計算がしやすいです。
静注等は『/kg 回』ですが、これは薬局ではほぼ見ることが無いので使いやすさが分からず残念です。
ただ、薬局で使うには十分な感じがあると思います。
添付文書では、/回での力価であったりするので一日量の力価を見れるのはとても分かりやすくて良かったです。
Von Harnack法などありますが、私はいつも力価と体重で計算してます。(Von Harnack表とか覚えるの面倒で。。。)
抗がん剤などであれば、よりしっかりとした計算が必要なので体表面積など使用して用量計算すると思います。
私の職場に小児がん患者さんは来局されないので、今のところこの方法で間に合っています。
また、1年ちょっと働いているので「ちょっと多いな?」「ちょっと少ないな?」という感覚もついてきました。
味や、何歳からどの剤形を使うのかが載っている
職場にある方の本には載っていない、『粉薬の味』の記載があるのがとても便利だと思いました。
よく投薬する時に、患者さんから「これってなんの味がしますか?」と聞かれることがあるので味の記載がされていると説明する時に便利です。
味の記載があるのはとってもありがたい!
膀胱尿管逆流症などの治療量も載っている
私の働いている薬局は、中規模の総合病院の門前なので中耳炎や扁桃腺炎で処方される抗生剤の量とは異なる量での処方がくることがあります。
???この抗生剤、小児の風邪だとしたらずいぶんと少ない気が。。。
添付文書にも記載がない。。。
それは、膀胱尿管逆流症で使う量だね!
膀胱尿管逆流症の感染予防 5~10㎎/Kg 分1 寝る前
小児薬用量ガイド
添付文書に記載のない用量でも、この本には載っています!
この膀胱尿管逆流症での投与量、忘れた頃に処方が来るので毎回「用量どうだったっけな~」と調べることが多いのですでに記載されているのはとってもありがたいです!
悩んだら買ってみて欲しい!
オススメ理由のまとめは以下の通りです。
いかがでしょうか、この本は今年購入して良かった本の中の1冊です!
応援先にも持って行っています。
「自分でも小児用量の本が欲しいな~」と思っている人にはとてもおすすめします!
もしも悩んでいる方がいたら、ぜひ購入してみてください~!
オススメの購入本は以下の記事でも紹介しています!
よかったら参考にしてみてくださいね。
この記事が少しでもお役に立てば幸いです!
2021.11.29 ごみち
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